ニューヨークで9月11日(現地時間)、「カルバン クライン(CALVIN KLEIN)」の2019年春夏ランウエイショーが開かれた。チーフ・クリエイティブ・オフィサーのラフ・シモンズ(Raf Simons)は、映画「ジョーズ」と「卒業」という2つのアメリカ映画にインスピレーションを得たという。ブランドのトップに就任して以来アメリカについて思いを馳せ、つまり心の中でアメリカを旅してきたラフは、「アメリカをめぐる旅は、必然的にその先へとつながる。それは海岸。海岸には、信じられないほど素晴らしい美の概念があるが、緊張感もある。2つの世界が出会い、せめぎあっている」とコメント。ネオプレン素材のウエットスーツドレスにツイードのジャケットなど、相反するものを組み合わせ、「2つの世界がせめぎ合う」様子を表現した。
日本人ゲストはたった4人というエクスクルーシブなショーには、「カルバン クライン」の新作香水“カルバン・クライン・ウィメン”の広告塔を務めるシアーシャ・ローナン(Saoirse Ronan)、ジェイク・ギレンホール(Jake Gyllenhaal)の他、エイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)らのラッパー、オデル・ベッカム・ジュニア(Odell Beckham Jr.)らのスポーツ選手、ナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)らの業界人まで、さまざまなゲストが大集合。相変わらず、注目度はNYナンバーワンだ。
日本人ゲストの1人は、ピースの綾部祐二。ファッション好きの綾部は、顧客としてNYのスタッフと交渉し、プラチナチケットを手に入れたようだ。