ファッション

NYの秋はネオンカラーが告げる 2019年春夏ニューヨーク・ファッション・ウイーク

 9月5~12日に開催された2019年春夏ニューヨーク・ファッション・ウイークは、幕開けと同時に秋の訪れを感じる天気となった。最高気温が30度を超える日のスタートとなったが、中盤で気温がくんと下がり雨模様の日が続いた。来場者のファッションも秋らしくベージュやブラウンをベースにしたスタイリングや、チェック柄、アニマル柄、クラシックなモノグラム柄が見られた一方で、ストリートで一際目立っていたのはネオンカラーだ。

 ネオンカラーをキーカラーとした「プラダ(PRADA)」18-19年秋冬コレクションのアイテムを筆頭に、ネオンカラー同士を合わせたスタイリングや、ネオンカラーをポイントとして取り入れたスタイリングが多く見られた。また、秋の定番のチェック柄も、ギンガムチェックなどポップな色合いやデザインのものも登場した。

 アイテムでは、パフスリーブや肩にポイントを加えたジャケットなど、1980年代を思わせるパワーショルダーが支持を得た。また、スポーティーなトレンドも継続で、トラックパンツや、ジムからそのまま出てきたようなレギンスパンツも見られた。

 足元は、前回はスニーカーよりもヒールが来場者には人気だったが、今回は昨今のダッドスニーカーブームを受けてスニーカーを思い思いに履きこなしていた。バッグは引き続き小さめが人気だが、スクエア型だけでなくバケツ型や巾着型もあり、形は多様だ。バッグでは「フェンディ(FENDI)」「ディオール(DIOR)」「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「バレンシアガ(BALENCIAGA)」などのブランドの着用率が高かった。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。