ファッション

元「ガンリュウ」の丸龍文人が新ブランドで示した意外な方向性

 2017年春夏シーズンに「ガンリュウ(GANRYU)」を終了した丸龍文人は13日、新たに立ち上げたブランド「フミト ガンリュウ(FUMITO GANRYU)」の初コレクションをイタリア・フィレンツェのピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO)で披露した。会場には復活の瞬間を見届けるために、日本から多くのメディアや関係者が訪れた。

 定刻から40分遅れでスタートしたコレクションは、モノトーンのミニマルなルックでスタート。前ブランド「ガンリュウ」の特徴だったストリートやアウトドア、和などのあらゆる要素を合わせた遊び心溢れるミックス感覚や自由なレイヤード、代名詞とも言えるサルエルパンツのようなアイコニックなアイテムは控えめに、クリーンでミニマルなスタイルに終始した。また化繊やネオプレンなどのハイテク素材を使用し、止水テープといった機能的なディテールでテックウエアの要素を強く打ち出した。カラーはモノトーン中心で、時折強いブルーやレッドを差し込む。トップスを背負ったりパンツをはかずに垂らしたりと、あえてウエアをまとわないスタイリングでヒネリを加えるものの、全体的にはややキャッチーさに欠ける印象。

 「ガンリュウ」で築いた個性を薄め、「フミト ガンリュウ」として新たにチャレンジする気概は感じられたものの、ランウエイショーの数分間では新たな提案は見えづらかった。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

業界に贈るZ世代の声 ファッション系サークル所属の 大学生がサステナブルを語る

「WWDJAPAN」9月20日号は、ファッション系のサークルに所属する大学生とタッグを組んで、Z世代のファッションやサステナビリティに関する意識に迫りました。青山学院大学、慶應義塾大学、上智大学、早稲田大学から生まれた団体の活動内容や業界への思い、お気に入りのアイテムなどを紹介します。ファッションが好きだからこそ洋服の大量廃棄問題や環境への負荷について、学生目線で「できることはないか」と考える学生…

詳細/購入はこちら