ファッション

2019年春夏トレンドは“クリスピー&ストライプ”!? パリのテキスタイル見本市レポート

 世界最大のファッション素材見本市「プルミエール・ヴィジョン(PREMIERE VISION)」が2月13〜15日、パリで開催された。2019年春夏向けのテキスタイルを中心に、糸、レザー、アクセサリー、プリント図案、縫製まで、50カ国からファッション素材のサプライヤー1725社が出展した。100カ国以上からデザイナーやトレンドアナリストなどファッションの専門家約6万人が訪れる同展は、特にトレンド情報の発信に力を入れている。ファッションの最速のトレンドレポートをお届けする。

 19年春夏の特徴の一つが、タッチ。糸を強く撚ることで生まれるハリや、特殊な加工でパリっとドライな触感に仕上げている。薄くてもハリがあるため、全体的なシルエットはボックス型に移行しそうだ。

 18年の春夏から来年まで続きそうなのが、チェックとストライプ。チェックは春夏にはやや強めなパステルカラーとミックスした“パステルチェック”を要チェック。

 一方ストライプは暖色カラーとパステルをミックスした配色。このパステルとチェックだけでなく、スタイリングで上下やレイヤーでも、ストライプと暖色を組み合わせるのがトレンドになりそうだ。

 タッチでもクリスピーと対称的に、マシュマロ風味なグニャリとした風合いも。やや重めのシルエットながら、こちらはドレープ感も。

 ここ数年続くシルバー光沢はラメなどで控えめになりつつ、まだ続きそうだ。プラスチックやビジュー、スパンコールなどでワンポイントで使うタイプがイチオシだ。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

アウトレット特集  急拡大するショッピングリゾートの最前線を追う

アウトレットモールが日本に登場して約30年。消費者にとってはブランドをお得な価格で買える場所として浸透し、ブランド側にとっても集客力のある重要な販路として定着しています。有力アウトレットモールは観光動線上にあり、「ショッピングリゾート」としての発展が目覚ましい昨今。最前線を追いました。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。