ファッション

「ルルレモン」が新宿マルイにオープン “一日一汗”のカルチャーを日本に

 「ルルレモン(LULULEMON)」は12月1日、新宿マルイ本館1階に国内2店舗目をオープンする。新宿通りに面した売り場は約153平方メートルで、ブランド設立の地バンクーバーを想起させるオークの木を使用した内装だ。

 同店ではメンズ、ウィメンズの商品の他、新宿をイメージしたアイテムや、スイスの老舗刺しゅうメゾンとのコラボレーションなど限定コレクションもそろえる。ヨガ、ラン、ハイキングなど幅広いアクティビティーの中で、消費者が自由に使用することを想定した商品構成。メンズは、Tシャツ(税込9500円)、パンツ(同1万6800円)、ショーツ(同7500円)、ウィメンズはジャケット(同3万1800円)、パーカ(同1万5800円)、タイツ(同1万4200円)、タンクトップ(同7500円)など。リュック(1万9800円)などアクセサリーも扱う。

 早瀬京鋳lululemon athletica JP社長は、「今春、新宿にポップアップストアをオープンした際に、汗を流すなど共通の目的のために集まりたいというマインドを持つ人が多い土地だと感じた。一方で新宿駅は1日に、340万人以上の乗降客数があり、ストレスの多い土地でもある。その新宿で5分でも10分でもいいので“一日一汗”のカルチャーを広げたいと思っている」と出店理由を説明した。これまで同ブランドは主にアメリカで出店を進めてきたが、今後は日本と中国を中心にアジアでの出店を強化していき、日本企画の商品も導入する予定だ。現在、公式サイトは英語版のみだが、2018年夏をめどに日本語版の公開も進めている。

 同ブランドは、“一日一汗(1日1回体と心を動かすこと)”を提唱し、人とのつながりを作り出すきっかけとなるランやヨガのイベントを毎週実施している。ブランド公式フェイスブック上で参加者を募集し、ギンザ シックス(GINZA SIX)内の店舗と新宿の店舗で開催中。

 17年2月~18年1月の売り上げ見込みは3000億円、アジアでの売り上げは昨対比70%増、10店舗強を出店する中国では同350%増だ。ECの売上率はアメリカで20〜25%、中国で25%強。北米で400店舗、全世界で420店舗を構える。

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