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TSIがスケートブランドの「ハフ」を子会社化 海外アパレル事業の柱に

 TSIホールディングスは、サンフランシスコ発のスケートブランド「ハフ(HUF)」を手掛けるハフホールディングスの株式の90%を12月14日付で取得し、子会社化する。取得額は6300万ドル(約70億円)になる見通し。同ブランドはTSIの子会社で、「ステューシー(STUSSY)」の国内販売権も持つジャックが2015年から販売代理店として運営していたが、2年間の協業を通じて海外での成長を見込めるとTSIが判断した。国内では現在4億円の売り上げを、5年後に30億円まで伸ばす計画。また、海外では現在476万ドル(約51億円)の売り上げを100億円にまで伸ばす計画。TSIが4月に発表した中期5カ年経営計画の、海外アパレル事業の目標売り上げ150億円の3分の2近くを占めることになる。

 齋藤匡司TSIホールディングス社長は「今まではニッチな市場だったスケート系のブランドも、スケートボードがオリンピックの正式種目に認められたこともあってよりグローバルになってきている。子会社のジャックが運営する『ステューシー』」の成功モデルを『ハフ』にもうまく取り入れて、成長させていきたい。現在、売り上げ的に落ちている海外、特にアジアのアッパーミドル層を狙う。『ハフ』は現在大手アパレルとの合弁を交渉している中国を筆頭に、ASEANも狙えるブランドだと考えている。ECの売り上げも全体の3%とまだまだ少ないので伸びしろもある」と今後に期待を寄せている。

 「ハフ」はスケーターのキース・ハフナゲル(Keith Hufnagel)がサンフランシスコで創業。価格帯はキャップが約6500円、Tシャツが約6000円、ソックスが2700円、スニーカーが約1万2000円。米国、欧州を中心に30カ国で展開されており、日本では現在、渋谷、大阪、名古屋の3カ所に旗艦店を構えている。

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