ファッション

TSUTAYA初の本格自社ブランド、女性のオンオフに向けた文房具・雑貨を180店舗で販売

 TSUTAYAは11月1日、文具ブランド「ヘデラ(HEDERA)」と雑貨ブランド「ルリエル(LELIERRE)」という2つのプライベートブランド(PB)を発売する。ターゲットは“スタイルにこだわり、豊かにしなやかに生きる”女性。カルチュア・コンビニエンス・クラブ傘下のCCCフロンティアデザインがデザインを手がける。ブランド名はそれぞれラテン語とフランス語で“蔦”を意味する。

 文具を扱う「ヘデラ」からはボールペン(450円)やシャープペン(450円)、ノート(550円)、ハサミ(650〜680円)、電卓(1350円)など25アイテムを用意。休日向けの「ルリエル」ではフラットポーチ(1000円)やランチトート(1480円)、しおり(230円)、真空ボトル(1280〜1580円)など5アイテムをそろえる。まずはツタヤや蔦屋書店など全国180店舗で販売する。今後は商品数を増やしながら、年度内に200店舗まで販売店舗を広げ、19年3月には500店舗での販売を目指す。

 これまで蔦屋書店限定で高級文具などを生産・販売したことはあったが、店舗を横断して販売するPBはこれが初めて。ツタヤや蔦屋書店は利用客の過半数が女性といい、レンタル事業ではない新たなビジネスを目指して女性向けのPB事業をスタートした。「ヘデラ」のデザインを手掛ける矢原拓CCCフロンティアデザイン社長は、「シンプルで飽きのこないものを意識しながらも、子供っぽくならないようにデザインをした」と話す。

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