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安藤忠雄が手掛けた「ヴェニーニ」の新作オブジェが登場

 ベネチアンガラス・ブランドの「ヴェニーニ(VENINI)」は10月6日、ギンザ シックス店で安藤忠雄が手掛けた新作の発表を行った。安藤とのコラボは今回で4回目。発表会では安藤をはじめ、カルロ・ロンガニアーニ(Carlo Longagnani)=ヴェニーニ最高経営責任者(CEO)が登場し、今までのコラボや新作について語った。新作“アンドー コスモス(ANDO COSMOS)”は、建築の原点である立方体と球体を組み合わせたオブジェ。「ヴェニーニ」の職人が一つ一つ作り上げた限定アイテムで4色のカラー展開だ。安藤は色に関しては「感覚的に選ぶ」とコメントした。新作の発売は翌7日で、価格はクリスタルが308万円、レッド、ブルー、グリーンが各288万円。

 「ヴェニーニ」は1921年にイタリア・ムラーノで創業。イタリア人建築家カルロ・スカルパ(Carlo Scarpa)やジオ・ポンティ(Gio Ponti)をはじめ、多くの建築家やプロダクト・デザイナーと協業している。安藤とのコラボは92年にスタート。安藤は当時を振り返り、「尊敬するスカルパがデザインしているブランドだったら、間違いないと思った」と語った。今まで、同ブランドとは、砂時計風のオブジェや照明などをデザインしてきた。安藤は、「イタリアと日本は距離もあり、コラボは大変。でも、ベネチアで人の手で作られている点に魅力を感じる。スマホでたくさんの情報を得られる時代だが、アナログな人間の心が伝わる人間的な職人技は大切。うまいこと作りよるなと思う」と話し、来場者の笑いを誘った。発表会の最後にはロンガニアーニCEOから安藤にスカルパの作品が贈呈された。