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中国の投資会社が「バカラ」を買収

 中国の投資会社、フォーチュン・ファウンテン・キャピタル(FORTUNE FOUNTAIN CAPITAL、以下FFC)は、フランスのクリスタルメーカー、バカラ(BACCARAT)の株式88.8%を米国のスターウッド・キャピタル・グループ(STARWOOD CAPITAL GROUP)とエル・キャタルトン(L CATTERTON)から取得した。取得金額は約1億6400万ユーロ(約201億円)。

  FFCは、「バカラ」が1764年に創業した地、バカラ村の工場と従業員およびブランドの伝統と卓越した職人技を保つとしており、2013年から現職のダニエラ・リカルディ(Daniela Riccardi)最高経営責任者も留まる予定だ。

 「バカラ」は、05年にスターウッド・キャピタルが買収したテタンジェ傘下のブランドで、同じく傘下にあった「アニック グタール(ANNICK GOUTAL)」や「テタンジェ シャンパーニュ(TAITTINGER CHAMPAGNE)」、パリのオテル ドゥ クリヨン、カンヌのホテル マルチネスはすでに売却されている。

 なお、「バカラ」の売上高は日本が最大シェアを占めており、全国39店を構える。

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