ビジネス

セリーヌ、新CEOに元ベルルッティトップを ECにも参入

 セリーヌ(CELINE)は、4月1日付でセヴリーヌ・メルル(Severine Merle)=ベルルッティ(BERLUTI)エグゼクティブ・バイス・プレジデントを最高経営責任者(CEO)に起用する。マルコ・ゴベッティ(Marco Govvetti)前会長兼CEOがバーバリーのCEOに就任するため1月に退任して以来、暫定的にピエール・イヴ・ルセル(Pierre Yves Roussel)LVMHファッション グループ会長兼CEOが務めていた。

 また、メルル新CEOの下、自社のECサイトを今年末までに立ち上げるようだ。ルセル会長兼CEOは「セヴリーヌはブランドのカルチャーにとてもマッチしている。今後、シューズやファインジュエリーを強化したい」とコメント。

 メルルはLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON 以下、LVMH)にとって、3人目の女性CEOになる。彼女はケンゾー(KENZO)でLVMHでのキャリアをスタートし、その後ル・ボン・マルシェ(LE BON MARCHE)や「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」、ベルルッティで要職を歴任した。

 なお、ベルルッティでのメルル新CEOの後任は決まっていない。

【関連記事】
■マルコ・ゴベッティ前セリーヌ会長兼CEOがバーバリーに入社

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。