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英小売フレイザーズ、経営難の百貨店ハーヴェイ・ニコルズを買収 取引金額は非公開、当面は通常どおり営業

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英小売のフレイザーズ・グループ(FRASERS GROUP以下、フレイザーズ)は、経営難のため管財人の管理下に置かれていた英高級百貨店ハーヴェイ・ニコルズ(HARVEY NICHOLS)を買収したことを発表した。取引金額は非公開だが、マイク・アシュリー(Mike Ashley)=フレイザーズ創業者は現地メディアのインタビューで本件について触れ、「“死のスパイラル”状態にある資産に4000万ポンド(約86億円)以上を払うことはない」と話している。

今回の取引には、同百貨店のロンドン・ナイツブリッジ旗艦店のほか、マンチェスター、バーミンガム、リーズ、エジンバラに構える店舗、EC、在庫、グローバルなフランチャイズ契約などが含まれている。なお、香港、ドバイ、サウジアラビア、クウェート、カタールのフランチャイズ店は引き続き現在のライセンス契約に基づいて運営される。

別途通知するまで英国内の店舗は営業継続

フレイザーズのマイケル・マレー(Michael Murray)最高経営責任者(CEO)は、「ハーヴェイ・ニコルズは英国のアイコニックな施設であり、素晴らしいポテンシャルを持っているが、大いなる変革が必要だ。再建には厳しい選択をしなければならず、短期的には売り上げが縮小すると予想されるが、長期的かつ持続的な事業とするために必要なことだ」と語った。

同社は店舗網の合理化や人員削減に関する具体的な数字は発表していないが、取引の一環として1000人程度の従業員が異動になることを明らかに。しかし別途通知するまで、買収した英国内の店舗は全て通常どおり営業を続けるという。また同社およびハーヴェイ・ニコルズは、取引の手続き中および完了後もブランドパートナーをサポートし、強固な関係性を維持しつつ、商業的により持続的な未来をともに構築していきたいとしている。

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