
業界でも存在感を増す、PEファンドという投資会社
今回の特集は投資会社、中でも投資家から集めた資金で未上場企業の株式や成熟企業の経営権を取得し、経営に深く関与して企業価値を高めた上で売却して利益を得るプライベート・エクイティ・ファンド(以下、PEファンド)です。
外資から日本発祥の企業まで、さまざまなPEファンドの存在感が増しています。例えばCVCキャピタル・パートナーズはマンダムのMBOやファイントゥデイのイグジットなどで、ベインキャピタルはマッシュホールディングスの買収や上述ファイントゥデイのバトンを引き継いだことでニュースの主役に。国内のPEファンドでは、ユニゾン・キャピタルは日本初のラグジュアリーブランドを目指す「タサキ(TASAKI)」に出資し、インテグラルはヨウジヤマモト社の復活の立役者となってPEファンドという存在自体の知名度やイメージ向上に寄与しました。特集では、このようにビジネスの重大局面に登場するようになったPEファンドにフォーカス。高い効果が期待できる一方、一歩間違えると致命的なリスクにもなり得るPEファンドという“劇薬”を良薬として活用するためのヒントを提供します。(この特集は「WWDJAPAN」2026年8月31日号からの抜粋です)