大手セレクトからD2Cブランドまで幅広く扱う国内最大級のファッションEC「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」は、Z世代をはじめとする若年層の購買動向を反映する存在だ。2025年3月期通期決算の「ゾゾタウン」事業の商品取扱高(=GMV、その他商品取扱高を除く)は前期比5.9%増の4919億円。予算も達成して好調が続く。その商況を山野悟販売促進部 販促企画Aブロックブロック長と丸山穂ブランド営業三部 営業推進ブロックに聞いた。(この記事は「WWDJAPAN」2025年8月25日号特別付録「ビジネスリポート2025年上半期」からの抜粋です)
WWD:2025年上半期の商況は?
丸山:気候変動の影響で、売れるカテゴリーや売れる時期にも変化が起きている。3〜6月に関しては、気温変化に対応しやすい羽織系のシャツブラウスやカーディガン、テーラードジャケットが好調だった。中でもテーラードジャケットは前年同期比50%増とよく伸びた。特に顕著だったのは半袖テーラードジャケットの人気。シャツブラウスに限りなく近いような羽織物として、夏になっても好調が続いた。気温の影響を受けずに使えるようなバッグやアクセサリーも強く、スニーカーも全体的に好調。「韓国ファッションに合うのはこのモデル」といったトレンドに合う商品が人気の傾向にある。
WWD:雑貨で人気のアイテムは?
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