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連載 エディターズレター:FROM OUR INDUSTRY 第203回

ファブレス企業がR&Dセンターのナゼ

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ファブレス企業がR&Dセンターのナゼ

先日、こちらの研究所設立も含めた、I-neの経営説明会に伺いました。

ファッションの皆様に向けて話しますと、I-neはヘアケアブランドの「ボタニスト(BOTANIST)」や「ヨル(YOLU)」のほか、美容家電ブランドの「サロニア(SALONIA)」などを手掛けていますが、その領域をスキンケアやオーラルケア、健康食品などにも広げています。研究所はその中で、まずはヘアケアやスキンケア領域のR&Dを担うそうです。

とはいえファブレス、つまり商品はOEMやODMで調達するので、自分達は生産拠点を持たないメーカーがなぜR&Dなんでしょう?I-neは、狙いの1つを「従来は2週間ほどかかっていたプロトタイプの開発を2日程度にまで短縮することで、機会損失を防ぐ」と説明します。ファブレス企業は、OEMやODMメーカーとの密な連携が欠かせません。こうした企業とヒット商品を生み出してきたI-neは、きっとOEMやODMメーカーとも強固な繋がりを持っているハズですが、それでも他社との開発には一定の時間を要したのでしょう。ここをドラスティックに短縮することで、商品をタイムリーに世に問うファブレス企業としての真骨頂に磨きをかけようという戦略です。研究拠点では、レシピまで開発し、OEMやODMメーカーがそれを生産することを目指します。

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