日本発ランジェリー「ランジェリーク(LANGELIQUE)」は7月12日、東京・代官山に新コンセプトストアを出店した。同ブランド今年は、誕生15周年。繊細なレースや素材を使用した大人のための上質なランジェリーやラウンジウエアを提供している。約43平方メートルのランジェリーク 代官山では、同ブランドをはじめ、フランス発「ヤスミン エスラミ(YASMINE ESLAMI)」やニューヨーク発「アラクス(ARAKS)」、バルセロナ発ソックス「コンドル(CONDOR)」など6ブランドを販売する。同店舗は、代官山駅からほど近くフランス発フレグランス「オフィシーヌ ユニヴェルセル ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY)」代官山店の2階。自然光が差し込む心地よい空間で、ゆったりとランジェリーを選ぶことができる隠れ家的なショップだ。
インバウンド客にも認められるクオリティー
現在、「ランジェリーク」は伊勢丹新宿本店、阪急うめだ本店、松屋銀座店など百貨店内に6店舗を運営するほか、セレクトショップへ卸販売している。日本からどんどんインポートのランジェリーブランドが撤退し、専門店も激減、百貨店のコーナーも縮小する中でのオープンだ。カドリールインターナショナル ランジェリー事業部の有馬智子クリエイティブディレクターは、「ニュウマン新宿の店舗が閉店し、ブランドの世界観を表現できる場所を探していた。ゆったりと下着やラウンジウエアを選ぶ楽しみを提供したい」とコメント。代官山店では、「ランジェリーク」の商品8割、その他のブランド2割で構成するという。ブラジャーの中心価格帯は、ブラジャーが1万5000円、ショーツが8000円程度。
「ランジェリーク」のコンセプトは洗練された大人の豊かな日常に溶け込むランジェリーブランド。素材やパターンにこだわり、自然なフィット感や心地よさを重視している。そのクオリティーの高さは、インバウンド客からの支持も高い。有馬ディレクターは、「店舗によっては、売上高の3割をインバウンド客が占めることも。シルクやコットンなど天然素材のラウンジウエアやランジェリーの人気が高くリピーターも多い」と話す。中には、まとめ買いをするインバウンド客もいるという。その洗練されたデザインと上質の素材で丁寧に仕上げられているにもかかわらず、手に取りやすい価格帯がインバンドからも支持される理由のようだ。
■ランジェリーク 代官山
住所:東京都渋谷区代官山猿楽町24-2 ホリイビル2F
時間:11:00~19:30
定休日:月曜日