
「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」は7月11日、東京・青山地区の中心に位置するフラッグシップストアを移転拡大オープンした。初の路面店として出店以來、約13年ぶりの移転となる。
同店は、「アクネ ストゥディオズ」のジョニー・ヨハンソン(Jonny Johansson)クリエイティブ・ディレクターと、スウェーデンの建築スタジオ ハレロード(Halleroed)が手掛け、東京の建築に着想を得て、ブランドを象徴するピンクの花崗岩とモノクロームの什器でデザインした。
店内は、地下を含む3フロア構成。長年のコラボレーターであるデザイナーのマックス・ラム(Max Lamb)が手掛けたインテリアには、光沢のあるピンクのパテントレザーを巻いた波打つようなシートや、コラージュ柄の織物を取り入れている。また、各階に配置したカスタムメイドのストリップライトは、同じく長年のコラボレーターである照明アーティストのブノワ・ラロズ(Benoit Lalloz)によるもの。地下にはステンレススチール製の照明器具を設置し、インダストリアルな雰囲気を演出した。グローバルストアのコンセプトをベースとしながら、個性の溢れるアイテムが集まる空間に仕上げた。
ヨハンソン・クリエイティブ・ディレクターは、同店について「日本は、私にとっても、ブランドの歴史にとっても、常に特別な場所だ。青山という街には、言葉では言い表せない特別な魅力がある。そんな青山だからこそ、温かくて開かれた、まるで“我が家”のような、そして創造性が自然と育まれる“クリエイティブスクール”のような空間をつくりたいと思った。より民主的で、誰にとっても居心地の良い場所にしたかった」とコメントを寄せた。
オープンを記念して、店頭では、陶芸家の桑田卓郎との限定アイテムを披露するほか、カプセルコレクションには、カメロバッグや、トロンプ・ルイユデニム、レザー小物を取り扱う。なお、メンズとウィメンズの2025年秋冬コレクションのルック、シューズ、アクセサリーも先行発売する。
■「アクネ ストゥディオズ アオヤマ」
オープン日:7月11日
時間:11:00〜20:00
住所:〒107-0062 東京都港区南青山5丁目3−2