エストネーションは8月に新ハウスブランド「ユナス(UNIS)」をスタートする。メインターゲット は20〜30代前半。ジャケット&パンツのテーラードを軸に、ユニフォームなどのスポーティーなアイテム、古着やウィットに富んだ雑貨などをで提案。まずは「エストネーション(ESTNATION)」六本木ヒルズ店と大阪店に常設コーナーを設ける。
商品は全て日本製で、中心価格はアウター12ー15万円程度、トップス4万円、パンツ4万円。既成概念にとらわれないジャンル&カテゴリーミックスは、若い世代を意識したもの。「エストネーション」のセレクトショップ業態スタート(2001年)から20年以上が経過していることから、顧客のターンオーバーも意識し、次世代の顧客獲得を狙う。ファーストシーズンはオリジナル35型。MD全体の1割程度を占める買い付け品は「ティンバーランド」のブーツ、ビンテージジーンズ、女性向けのセルフプレジャーアイテムなどを仕入れ、提案に変化と意外性を出す。
「エストネーション」は、「コラム」「エッセンスオブラグジュアリー」などそれぞれが独自の世界観を持つハウスブランドをショップ内で展開している。「ユナス」はこれらと並ぶ規模と存在感を目指して、今後はブランド単体で切り出したポップアップ展開なども視野に入れる。