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「クロエ」の新CEOは「ダンヒル」から 現CEOは任期満了で12月末に退任

コンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT以下、リシュモン)が擁する「クロエ(CHLOE)」は、新たな社長兼最高経営責任者(CEO)として、同じくリシュモンの傘下である「ダンヒル(DUNHILL)」のローラン・マルカイズ(Laurent Malecaze)CEOを任命した。これはリカルド・ベッリーニ(Riccardo Bellini)=クロエ社長兼CEOの契約満了に伴うもので、同氏が契約更新を希望しなかったため、後任を迎えることになったという。退任は12月31日付となる。

ベッリーニ社長兼CEOは、プロクター・アンド・ギャンブル(PROCTER & GAMBLE CO.)で美容部門の役員を10年間務めた後、ディーゼル(DIESEL)のCEOに就任。2017年春から19年11月までメゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)のCEOを務め、同年12月より現職。23年9月に最後のコレクションを発表したガブリエラ・ハースト(Gabriela Hearst)前クリエイティブ・ディレクターと共に、「クロエ」を現在のサステナビリティに本腰を入れたミッション・ドリブンなブランドとして発展させた。こうした取り組みが評価され、「クロエ」は21年にラグジュアリーメゾンとして初のBコープ認証を取得している。また、今年10月には、ハーストの後任としてシェミナ・カマリ(Chemena Kamali)新クリエイティブ・ディレクターを迎え入れた。なお、リシュモンによれば、ベッリーニ社長兼CEOの退任は友好的なものであり、業務の引き継ぎもスムーズに行われているという。

マルカイズ新社長兼CEOは、米大手コンサルティング会社、ベイン・アンド・カンパニー(BAIN & CO.)でキャリアをスタート。米国のセレクトショップ、ザ・ウェブスター(THE WEBSTER)の最高執行責任者やCEOを務めた後、リシュモンに入社した。20年10月、故アルベール・エルバス(Alber Elbaz)とリシュモンのジョイントベンチャーによる新ブランド「AZファクトリー(AZ FACTORY)」の初代CEOに就任。22年1月、現職としてダンヒルに加わった。なお、今回の人事に伴って空席となるダンヒルのCEOには、同社のアンドリュー・ホルムズ(Andrew Holmes)執行および財務最高責任者が暫定的に就き、正式な後任を探すと見られている。

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