伊藤園は、社内ベンチャー制度から生まれたフレグランスブランド「クレイジージャスミン(CRAZY JASMINE)」の販売を行う新会社、Crazy Jasmine Tokyoを5月1日付で設立した。代表取締役社長は“ジャスミン茶”のパッケージデザインを長年手掛け、フレグランスブランドの立ち上げと運営を行ってきた向田陽子氏。ジャスミンの香りに特化したオーデパルファムやアロマオイル、ハンドクリームなどをそろえ、ECサイトおよびポップアップストアを通じて販売する。
ジャスミン茶で培った「香りの知見」を異分野へ応用
ブランドの起点は、向田社長が2022年度に社内ベンチャー制度へ応募したことにある。自ら育てたジャスミンの花の香りに魅了された原体験をもとに、「一年中、咲きたてのジャスミンの香りを楽しめること」をコンセプトに掲げた。ジャスミンは品種ごとに花の形や香りが異なり、多くが“一日花”であるため、生花の香りを体験できる機会は限られる。そこで、同ブランドはジャスミン茶作りを通じて蓄積した香りへの知見を活かし、香料分析や顧客ヒアリングを重ねながら自然で透明感のある香りの表現を追求した。
23年に事業化し、百貨店を中心とした期間限定のポップアップストアやEC販売を通じて約3年間の実証を重ねてきた。その過程でSNSを通じて共感が広がり、ブランドを目的に来店する顧客や、香りを体験した上で継続購入するリピーターが増加。直近のポップアップでは製品が相次いで完売していたほか予約販売も想定を上回る反響を得るなどし、こうした市場の手応えが新会社設立の後押しとなった。伊藤園はこの取り組みを「社員の挑戦を起点に実証を通じて事業へと育てる社内ベンチャー制度を象徴する事例」と位置付けている。
ブランド名には“ジャスミンが好きでたまらない”という想いを込めた。取り扱い製品はベースノートを持たないシングルノートの“ジャスミンサンバック ナンバーワン オーデパルファム”(全1種、6820円)、清々しい清涼感のある香りで、ソラフラワーやアロマストーンなどと組み合わせて使用できる“ジャスミンサンバック ナンバーワン アロマオイル”(全1種、4950円)、ヒアルロン酸配合でベタつきのない軽やかなテクスチャーを実現した“ジャスミンサンバック ナンバーワン ハンド&ネイルクリーム”(全1種、2750円)。5月28日〜31日には東京・渋谷区の代官山アドレスでブランド初の路面店ポップアップを実施し、世界中の頑張る人をジャスミンの香りで癒したいというビジョンを元に事業展開を進める。
ポップアップ概要
「クレイジージャスミン」ポップアップ
日程:5月28〜30日
時間:11:00~20:00(最終日は19:00閉店)
場所:代官山アドレス
住所:東京都渋谷区代官山町17-4代官山アドレス D201 SPACE A
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