ビューティ

「トゥー フェイスド」が日本撤退 年内で販売終了

ELCジャパンは6月9日、米カリフォルニア発のメイクアップブランド「トゥー フェイスド(TOO FACED)」の日本事業撤退を発表した。年内を目処に全店舗およびECサイトの営業・販売を終了する。新商品は、6月2日に発売した“イタリアン スプリッツ コレクション”が最終となる。

「トゥー フェイスド」は1998年にジェロッド・ブランディーノ(Jerrod Blandino)とジェレミー・ジョンソン(Jeremy Johnson)共同創業者が立ち上げた。世界初のグリッターアイシャドウを作るなど、型破りでウィットに富んだ商品を生み出してきた。2016年にエスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES)が買収。日本には19年9月に上陸し、現在は渋谷スクランブルスクエアや伊勢丹新宿本店など全国に7店舗を構える。

本国での業績は好調で20代の女性を中心に人気を集める。調査会社のNPDグループ(NPD GROUP)によると、米国では22年時点で7番目に大きな規模のプレステージメイクアップブランド。昨年7月には共同創業者のジェロッドとジェレミーが退任し、後任としてアルタ(ULTA)出身のタラ・シモン(Tara Simon)がグローバル・ブランド・プレジデントに就いていた。

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