左から、バラエティー・ドラッグストア新製品1位の「エリクシール」の“リフトモイスト エマルジョン SP Ⅱ”、百貨店・セミセルフショップ新製品1位の「コスメデコルテ」の“リポソーム アドバンスト リペアクリーム”、EC新製品1位の「メラノCC」“薬用しみ対策 美白乳液”
「WWDBEAUTY 2022下半期ベストコスメ」を発表! 「WWDBEAUTY」は、百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストア、ECで2022年下半期(5~10月)に売れた製品を調査。この期間に発売された新製品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新製品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。
百貨店・セミセルフショップ新製品1位は、化粧水部門にもランクインした「コスメデコルテ(DECORTE)」の“リポソーム アドバンスト リペアクリーム”。バイヤーからは「美容液のリポソーム愛用者からの支持が多い。サンプルの使用も購入の決め手になっている」との声。2位に「アルビオン(ALBION)」の“フラルネ フルリファイン ミルク EM”、3位に「ポーラ(POLA)」の“ホワイトショット クリーム RXS”がマークした。総合1位も「コスメデコルテ」で“リポソーム アドバンスト リペアクリーム”に輝き、首位を独占。2位は「アルビオン」の“エクサージュホワイト ホワイトライズ ミルク”、3位は「SK-Ⅱ」の“スキンパワー クリーム”という結果となった。
バラエティー・ドラッグストア新製品1位も化粧水部門に続いて新生「エリクシール(ELIXIR)」の“リフトモイスト エマルジョン SP Ⅱ”に輝いた。化粧水と同様の反応が多く聞かれ「ロングセラー乳液の大幅リニューアルだけに発売前から注目していたとの声が多い」という。2位は「バイオヒールボ(BIO HEAL BOH)」の“プロバイオダームリフティングクリーム”、3位は「オバジ(OBAGI)」の“オバジX ダーマアドバンスドリフト”だった。総合1位は前期2位の「サミュ(SAM'U) 」の“PH センシティブクリーム”が輝いた。バイヤーは「田中みな実さんがSNSで愛用品として紹介したことから、非常に話題になった。8月という夏の時期に日本発売でありながら、大変な反響だった」と振り返る。2位にも韓国コスメが入り、「VT コスメティックス(VT COSMETICS)」の“CICA クリーム”。3位は「エリクシール(ELIXIR)」の“ブライトニングデーケアレボリューションWT+”(医薬部外品)がランクインした。
EC新製品は、「メラノCC(MELANO CC) 」“薬用しみ対策 美白乳液”が首位に輝いた。次点は僅差で「チャントアチャーム(CHANT A CHARM)」からパワーアップした“モイスト ミルク”だった。総合1位は「キールズ(KIEHL'S SINCE 1851)」の“キールズ クリーム UFC”でブランドの代表作らしい強さで、前期に続いてランクインした。また同率1位に「VT コスメティックス(VT COSMETICS)」“CICA エマルジョン”と「メラノCC」“薬用しみ集中対策 プレミアム美容液”も選出された。
受賞カテゴリー
百貨店・セミセルフショップ
2022年下半期に発売の新製品
1
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3
1位 “リポソーム アドバンスト リペアクリーム” 「コスメデコルテ」
ブランドを象徴する美容液“リポソーム”の進化から1年。多重層バイオリポソームに新たな歴史を刻む。リッチなエモリエントオイルとリポソームを組み合わせたナイト多重層バイオリポソームを開発して配合したリペア クリームを発表。独自開発したナノカプセルが肌をすみずみ行き渡たることで、実際の睡眠時間よりも3時間多く眠ったかのような肌に。濃密なハリ、艶、弾力を感じる仕上がりをかなえる。(50g、税込1万1000円)
2位 “フラルネ フルリファイン ミルク EM” 「アルビオン」
自分の肌と向き合い、知ることで必要なスキンケアを提案する新シリーズは複数の部門にランクインするほど好評。肌の美しさを司る肌理に着目し、肌表面をち密に整えることで肌の凹凸や影を消し去り、高精細な状態を狙う。ランクインしたEMは、こっくりとしたリッチなテクスチャーのノーマル〜ドライスキン用乳液。他にノーマル〜オイリースキン用のMも備え、2種をラインナップする。(110g、同3300円/200g、同5500円)
3位 “ホワイトショット クリーム RXS” 「ポーラ」
美白ケアブランドの人気のクリームが進化。「温度差がある環境」が、人の肌に影響していたことに着目し、アップデートした。水の性質を利用した新処方、温度差シールド設計を採用し、肌表面と角層内に水分を保持することに成功。また、独自の美白有効成分に複合成分PCE―DP EXを新配合。曇りのない明るい肌に攻めの一手を投じる。(50g、同1万3200円/リフィル50g、同1万2650円)【医薬部外品】
2022年下半期に売れた製品 (新製品を含むアイテム)
1
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3
1位 “リポソーム アドバンスト リペアクリーム” 「コスメデコルテ」
ブランドを象徴する美容液“リポソーム”の進化から1年。多重層バイオリポソームに新たな歴史を刻む。リッチなエモリエントオイルとリポソームを組み合わせたナイト多重層バイオリポソームを開発して配合したリペア クリームを発表。独自開発したナノカプセルが肌をすみずみ行き渡たることで、実際の睡眠時間よりも3時間多く眠ったかのような肌に。濃密なハリ、艶、弾力を感じる仕上がりをかなえる。(50g、税込1万1000円)
2位 “ エクサージュホワイト ホワイトライズ ミルク” 「アルビオン」
メラニンの生成を抑えてシミ・ソバカスを防ぎながら潤いを与える。キメの整った、明るさに満ちた透明感のある肌に導く薬用美白乳液。全てにビタミンC誘導体を配合し、保湿のバランスにも配慮した処方で、Ⅰのオイリースキン用、Ⅱのノーマルスキン用、Ⅲのドライスキン用の肌タイプ別に3種を展開する。(各110g、同3300円/各200g、同5500円)【医薬部外品】
3位 “スキンパワー クリーム” 「SK-Ⅱ」
40年以上に及ぶエイジングケアの研究から生まれたシリーズの美容乳液。ハリ肌のための3条件「うるおいバリア、なめらかな質感、高い弾力」に着目して開発。共通成分である、天然由来成分ピテラが角質層の奥まで浸透し、潤いバリアで包み込む。独自のカクテル成分マルチファームテクノロジーもプラスして滑らかで弾力のある肌へ。(50g、同1万850円/80g、同2万1450円 ※編集部調べ)
バラエティー・ドラッグストア
2022年下半期に発売の新製品
1
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3
1位 “リフトモイスト エマルジョン SP Ⅱ” 「エリクシール」
約3年もの年月をかけて開発した、進化版の乳液。39年にもわたるコラーゲン研究の粋を集め、肌本来にあるハリ保湿機能や、コラーゲンの代謝正常化と免疫細胞マクロファージバランスの研究に着目。ディープモイストインCP(保湿)やM-バウンサーCP(ハリ保湿)を配合。ハリと潤いが続く、輝くような美肌を目指す。(130mL、同3850円/詰め替え用110mL、同3190円 ※編集部調べ)
2位 “プロバイオダーム リフティングクリーム” 「バイオヒールボ」
韓国のヘルス&ビューティストアであるオリーブヤングよる、スキンケアブランドの高機能クリーム。ハリ、潤い、滑らかさを肌に付与するために乳酸桿菌発酵液などの成分を配合。独自のディープリバリー技術を採用することで角層に素早く潤いを運ぶ。(50mL、同4620円)
3位 “オバジX ダーマアドバンスドリフト” 「オバジ」
ハリ、肌理の乱れなどの肌のサインに働く、高機能クリーム。皮膚の張力、ハリの元となるメカニズムに着目して開発した。肌のハリに働く、複合美容成分のシャクヤクBGを新たに加えた「パワーリフトテクノロジー」を採用。伸びのよい滑らかなクリームは肌を優しくホールド。形状記憶するように肌全体になじませる。(50g、同1万1000円)
2022年下半期に売れた製品 (新製品を含むアイテム)
1
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3
1位 “PH センシティブクリーム” 「サミュ」
健やかな肌状態を保つpHバランスを追求して開発する、韓国のコスメティックブランド。韓国・ソウルの清潭洞(チョンダムドン)のプレミアムビューティーサロン「SAMCHIC」で誕生した。弱酸性のフェイシャルクリームは、敏感肌にも使用可能な処方。大気汚染や乾燥などの外的ストレスや毎日のメイクアップに因る肌ダメージから守る。肌の脂質に近い組成を持つセラミドをプラスした天然保湿成分メドウラクトンをキー成分に、トリプルヒアルロン酸(保湿)も配合。(50mL、同3300円)
2位 “CICA クリーム” 「VTコスメティックス」
前期の同部門にもランクインしたジェル状クリーム。ツボクサエキス(整肌)、センテラ4Xコンプレックス(整肌)、プロポリスエキス(保湿)、3重ヒアルロン酸(保湿)から成るシカヒアルロンTMが主成分。油分と水分のバランスを整えながら肌のバリア機能をサポートする。なめらかでヘルシーな肌を叶える。(50mL、同2730円/100mL、同3960円)
3位 “ブライトニングデーケアレボリューションWT+” 「エリクシール」
乳液、化粧下地、プロテクターの3役を1本で担う朝用乳液。ファンデーションのノリを高め、朝のメイクアップの仕上がりを夕方までキープする。厳選成分のクレソンエキスBG、コラーゲンGLなどの保湿成分を配合。美白有効成分のm-トラネキサム酸をプラスした処方が輝くような肌に導く。 [SPF50+・PA++++](35mL、同3410円 ※編集部調べ)【医薬部外品】
ECサイト
2022年下半期に発売の新製品
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1位 “薬用しみ対策美白乳液” 「メラノCC」
持続型ビタミンC誘導体と抗炎症成分のグリチルリチン酸ジカリウムを配合。20年以上のビタミンC研究の生きた美白処方に加え、ニキビや毛穴などの肌トラブルをカバーする。油分に着眼した浸透処方による、ベタつきにくいテクスチャーも好評。しみ、ニキビ、毛穴の肌悩みの解消だけでなく、保湿にもアプローチする。(120mL、同990円 ※編集部調べ)【医薬部外品】
2位 “モイスト ミルク” 「チャントアチャーム」
今夏、リニューアルした保湿乳液が乾燥や紫外線などの外的ストレスに負けない健やかな肌をサポート。ゼニアオイやエキナセア(ムラサキバレンギク)など、山梨県の自社農場で育てた7種類の無農薬ハーブエキスが保湿に作用。豊富なミネラルを含んだ北アルプスの温泉水が肌への浸透力を高める。ケアするたびに広がる柔らかなハーバルフローラルの香りが強張った心を解きほぐす。(120mL、同2860円)
2022年下半期に売れた製品 (新製品を含むアイテム)
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1位 “キールズ クリーム UFC” 「キールズ」
ブランドを代表するクリームが前期に続いてランクイン。オリーブ由来のスクワラン、アンタークチシン(保湿)などを配合。バリア機能を高めながら、細部まで潤った状態を保持する。6種類のオイルが働き、キメの整ったヘルシースキンへと導く。乳液のような軽やかなテクスチャーも好評。(27g、同2750円/49g、同4620円/123g、同8250円)
1位 “CICA エマルジョン” 「VTコスメティックス」
CICA ラインのキー成分、シカリオTMとシカヒアロンTMを配合したレイヤリングエマルジョン。乾ききった肌に水分をたっぷりと補うパワフルな処方は、肌に弾力のある柔らかさを蘇らせる。パンテノール、β-グルカンが荒れた肌の水分膜を形成し、バリア機能をサポート。滑らかで健やかな肌に導く。軽いテクスチャーで、気になるベタつきやテカリを感じない使用感も人気。(500mL、同1980円)
PHOTOS:MASASHI YAMADA TEXT:AKIRA WATANABE