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サッカー好き業界人が大予想! カタールW杯の優勝国と日本の行く末はどうなる!?

 11月20日、2022年FIFAワールドカップ・カタール大会の熱戦の火蓋が切って落とされる。今大会は、1998年フランス大会から続いていた32カ国制で行われる最後の大会で、5度の最多優勝回数を誇るブラジルや、前回大会王者のフランス、1966年の自国開催以来56年ぶりの優勝を狙うイングランドなど、歴戦の“猛国”たちが出場。そして、我らが日本もついに招集選手26人を発表し、4年に一度の世界最大級のスポーツの祭典に臨む。そこで、サッカー好きの業界人の方々に集まってもらい、注目選手と共に優勝国と日本の行く末を予想してもらいました!(この記事は「WWDJAPAN」2022年11月7日号からの抜粋です)

【1人目】
江田龍介/「バル」デザイナー、グラフィック・デザイナー

▼優勝予想国 - まだ考え中
 フランスの連覇、ドイツとクロアチアのリベンジ、王道ブラジル、黄金世代のベルギー、渋いポルトガルなど、本当に見当がつかず......。南米勢の決勝に向けてのコンディション調整やアフリカ勢の決勝Tに進出できる胆力、同時にイタリアが出場しない理由もずっと考えています。ただ、近代サッカーの象徴としてGKの存在が一番鍵になると思います。

▼日本の予想順位 - グループリーグ敗退!?
 厳しすぎるグループ。3CBの戦術オプションなど、全体的な柔軟性のなさが理由ですが、格上でもタスクを絞って徹底して勝つためのサッカーができれば、可能性はあるかもしれません。ぜひ自分の予想を裏切ってほしいです!

▼注目選手 - 日本代表・鎌田大地
 冨安健洋や久保建英、守田英正と共に、所属するクラブと代表チームの連携の違いの中で結果を出せるのか否か注目。クリスティアン・エリクセン(Christian Eriksen)の復帰も本当にうれしい。

【2人目】
福永良輔/オンラインセレクトショップ「カバーコード」ディレクター

▼優勝予想国 - ブラジル
 全ポジションにまんべんなくタレントがそろい、なおかつ最近のネイマール(Neymar)は調子が良さそうで、南米予選の勝ち上がりっぷりを見てもブラジルが強いと感じました。ついに2002年日韓大会以来、20年ぶりの優勝を決めるのではないかと!個人的には、チアゴ・シウバ(Thiago Silva)とマルキーニョス(Marquinhos)のディフェンスに注目しています。

▼日本の予想順位 - ベスト8
 ドイツとスペインのどちらかと引き分け、なんとかグループステージを2位で通過。F組1位で通過してくるであろうベルギーと再戦し、前回大会のリベンジを果たして見事ベスト8という期待です。

▼注目選手 - ベルギー代表ケヴィン・デ・ブライネ(Kevin De Bruyne)
 個人的に大好きな選手。プレミアリーグのマンチェスター・シティで驚愕のプレーを連発しており、W杯でもその勢いを継続し、来年にはバロンドールを獲るのでは?

【3人目】
大江マイケル仁/「コグノーメン」デザイナー

▼優勝予想国 - アルゼンチン
 これまでに欧州諸国以外で開催されたW杯は11回あり、そのうち9回で南米勢が優勝しています。その中でも、今大会が自身のラストW杯と公言し、クラブでも絶好調のリオネル・メッシ(Lionel Messi)を擁するアルゼンチンに勢いを感じます。予想では準々決勝にオランダ、準決勝にブラジルと対戦するので、そこを乗り越えれば彼岸の優勝も見えてくるのでは?

▼日本の予想順位 - ベスト8
 ドイツ戦では、遠藤航が対人で止めるカウンターがハマれば良い結果につながるはず。2位通過の場合は因縁のベルギーとの可能性が高く、2002年日韓大会は引き分け、前回大会では逆転負け、今回こそは勝利です。

▼注目選手 - 日本代表・三笘薫
 DFを置き去りにするスピード感のあるドリブルには昔から憧れがあり、体幹がブレずになかなか倒れないのも武器。W杯で戦う相手にとっては、最も脅威となる選手になるはず。

【4人目】
ASH/ASH DA HERO ヴォーカル

▼優勝予想国 - アルゼンチン
 非常に良いグループに入った印象で、活きの良い若手がそろい、その若手をキャプテンのメッシがPSGでも見られるチャンスメイク特化型のプレーでフックアップし、うまい具合に“脱メッシ”が成功しているように見受けられます。そして、チームの雰囲気が良い印象!総合力では、ブラジルやフランスをしのぐナンバーワンではないでしょうか。

▼日本の予想順位 - ベスト8
 タフなグループリーグを突破すれば、ベスト8に進出できると予想します。そのためには、“厄介な強敵”というメンタルをチーム全体が持ち、対戦国の痛いところで牙を剥く的確な戦略が必要。しびれる闘いに期待します。

▼注目選手 - ウルグアイ代表フェデリコ・バルベルデ(Federico Valverde)
 個人的には、現時点で世界最高のプレイヤーの1人。おそらくGK以外、どのポジションでも高水準で仕事ができるサッカーIQの持ち主。古豪を復活させてほしいです。

【5人目】
大場桃果/フリーランス・エディター兼ライター

▼優勝予想国 - ドイツ
 ブラジルと迷いましたが、11月頭現在、カイ・ハヴァー(Kai Havertz)の調子が良さそうなのでドイツです!23歳のハヴァーツをはじめ、19歳のジャマル・ムシアラ(Jamal Musiala)ら若手に期待しつつ、トーマス・ミュラー(Thomas Muller)やイルカイ・ギュンドアン(İlkay Gundogan)といった実力のある先輩の存在も大きい。前回大会はグループリーグ敗退だったので、リベンジに気合が入っていると思います!

▼日本の予想順位 - ベスト16
 不運なグループですが、前回大会のベルギー戦のように日本には“番狂わせ力”があると思うので、ベスト16進出も可能なはず。プレミアで活躍する冨安健洋と三笘薫、CLで大活躍中の鎌田大地に注目しています。

▼注目選手 - デンマーク代表ピエール・エミール・ホイビュア(Pierre Emile Hojbjerg)
 技術と統率力に優れ、チームの心臓として勝利に導く選手。ユーロ2020で躍進したデンマーク代表は、ムードも監督カスパー・ユールマン(Kasper Hjulmand)の手腕も文句なし。

【6人目】
小川陸/フリーランス・エディター兼ライター

▼優勝予想国 - イングランド
 W杯前の公式戦6試合未勝利という大不調ぶりですが、プレミアリーグ好きとして期待を込めた優勝予想です。ブカヨ・サカ(Bukayo Saka)とハリー・ケイン(Harry Kane)のノースロンドン・コンビをはじめ、前線のタレント陣は豊富ですが、ディフェンス陣の調子が悪い&負傷者続出。監督ガレス・サウスゲート(Gareth Southgate)は“イジる”ことを嫌いますが、世界屈指の選手層なので思い切った決断をしてほしいです!

▼日本の予想順位 - ベスト16
 ドイツのマヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)、スペインのウナイ・シモン(Unai Simon)、コスタリカのケイロル・ナバス(Keylor Navas)という世界屈指のGKが勢揃いなので、3試合0ゴールも頭をよぎりますが、三笘薫ら好調攻撃陣が切り開くと信じています。

▼注目選手 - スイス代表グラニト・ジャカ(Granit Xhaka)
 もともとキャプテン&10番を背負うことで“代表バフ”がかかる選手だが、今シーズンは所属するアーセナルでも同ポジションで目覚ましい結果を残しており、ダークホース枠として期待大。

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