ファッション

「ザラ」親会社のインディテックスのCEOが交代

 「ザラ(ZARA)」や「ベルシュカ(BERSHKA)」などを擁するインディテックス(INDITEX)は、新たな最高経営責任者(CEO)にオスカー・ガルシア・マセイラス(Oscar Garcia Maceiras)=ジェネラル・カウンシルを任命した。同氏はこれまで同社の最高顧問弁護士および役員会の補佐役を務めてきた。これに伴い、2019年から同社を率いてきたカルロス・クレスポ(Carlos Crespo)前CEOは最高執行責任者に戻る。なお4月1日付で、インディテックスの創業者であるアマンシオ・オルテガ(Amancio Ortega)の娘、マルタ・オルテガ・ペレス(Marta Ortega Perez)が新たに会長となる。同社に17年在籍し、会長やCEO職などを務めてきたパブロ・イスラ(Pablo Isla)=エグゼクティブ・チェアマンは3月31日付で退社する。

 マセイラス新CEOは20年にわたる法務・財務のバックグラウンドを持つ。州検事といった公共セクターに加え、バンコポピュラ(BANCO POPULAR)やバンコ パスター(BANCO PASTOR)といった銀行などの民間セクターでキャリアを築いてきた。

 一方のペレス新会長はインディテックスで15年にわたりクリエイティブ部門で活躍してきた。スティーヴン・マイゼル(Steven Meisel)やカール・テンプラー(Karl Templer)などとキャンペーンやプロジェクトで協業したほか、プレミアムライン“ザラ SRPLS(ZARA SRPLS)”やシャルロット・ゲンズブール(Charlotte Gainsbourg)とのコラボラインを手掛けてきた。同氏は引き続き商品やブランドイメージを監修する。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

コロナ明けで新展開、スキー&スノーボード市場特集 雪山愛好者、藤原ヒロシインタビューも

12月4日発売の「WWDJAPAN」は、スノースポーツ市場特集です。暖冬予報は出ていますが、各地のスキー場から続々とオープンのニュースが届く季節になりました。コロナが落ち着き、雪を求めて日本にやってくる海外観光客が今冬は激増しそうです。また、コロナ禍以降のアウトドア意識の高まりで、スキーやスノーボードを再開したり、新しく始めたりする国内客も増加。自然をより濃密に体験する手段として、バックカントリー…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。