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「ボッテガ・ヴェネタ」の新クリエイティブ・ディレクターは内部昇格 ラフやフィービーの下で経験を積んだデザイナーが就任

 「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は、同ブランドでプレタポルテのデザイン・ディレクターを務めるマチュー・ブレイジー(Matthieu Blazy)を新たなクリエイティブ・ディレクターに指名した。先日、突然の退任が発表されたダニエル・リー(Daniel Lee)の後任。2022年2月にデビュー・コレクションを披露する予定だ。

 ブレイジーは、1984年パリ生まれ。ベルギー・ブリュッセルにあるファッションスクール、ラ・カンブル(La Cambre)を卒業後、「ラフ シモンズ(RAF SIMONS)」のメンズデザイナーとしてキャリアをスタートさせた。その後、「メゾンマルジェラ(MAISON MARGIELA)」を経て、フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)時代の「セリーヌ(CELINE)」のデザインチームに。14年にはシニアデザイナーに昇格した。16年からは、当時ラフ・シモンズがチーフ・クリエイティブ・オフィサーに就任した「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」でデザイン・ディレクターを務め、昨年「ボッテガ・ヴェネタ」に加わった。

 今回の人事について、レオ・ロンゴネ(Leo Rongone)最高経営責任者は「マチュー・ブレイジーは才能あふれる人物。私たちのラグジュアリーブランドにおけるクリエイションの舵取りを任せることを誇りに思うとともに、ワクワクしている。『ボッテガ・ヴェネタ』は、常にシグネチャーのクラフツマンシップと独特なクリエイティビティーを兼ね備えてきたブランドだ。マチューの就任により、ブランドの核となる価値観を維持しつつ、今の時代との関連性をさらに高め、成長を加速させることができるだろう」と述べた。

 ブレイジーには、バッグやシューズで数々のヒットアイテムを生み出し、ブランドの人気復活に貢献してきたリーの仕事をベースにしつつ、さらなる飛躍が求められる。共にフィービー・ファイロの下で経験を積んだ2人はスタイルの感覚が似ているとも言われているが、関係者によると、ブレイジーは「とても親切で礼儀正しいことで知られている」という。