ビジネス

ナイキからセルジオ・ロザーノら要職4人が一斉に退社との報道 “エア マックス 95”のデザイナー

 アメリカのストリートメディア「コンプレックス(COMPLEX)」は、ナイキ(NIKE)からスニーカーのデザインなどに関わってきた4人の要職が11月に一斉に退社したと報じている。本件についてナイキからコメントは得られていない。

 報道によると、同社を離れたのはバスケットボール・フットウエア部門シニア・デザインディレクターのセルジオ・ロザーノ(Sergio Lozano)や、シニア・フットウエアデザイン・ディレクターのネイト・ジョーブ(Nate Jobe)、3Dフットウエアデザイン部門ディレクターのチャド・ナイト(Chad Knight)、メンズ・スポーツスタイル・イノベーション部門グローバル・シニア・デザインディレクターのトム・ラッシブルック(Tom Rushbrook)だ。ロザーノは1990年に入社以降、“エア マックス 95(AIR MAX 95)”をはじめ、“エア マックス 98”や“エア チューンド マックス(AIR TUNED MAX)”などのデザインを手掛けてきた。またジョーブは、「ナイキラボ(NIKELAB)」や「ナイキ ACG」のほか、2017年に発表した故ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)とのコラボプロジェクト「THE TEN」にも携わっていた。

 なお、ロザーノとジョーブ、ラッシブルックの今後については明らかになっていない。ナイトは「(3Dデザインやメタバースの観点から)今後のナイキのデザインを手助けしたかったが、そのチャンスがなかった」という声明を発表し、仮想通貨のワイルダー・ワールド(Wilder World)に入社したことが分かっている。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

東京デザイナーがさらけだす“ありのまま”【WWDJAPAN BEAUTY付録:「第7回 WWDBEAUTY ヘアデザイナーズコンテスト」結果発表】

3月25日発売号の「WWDJAPAN」は、2024-25年秋冬シーズンの「楽天ファッション・ウィーク東京(RAKUTEN FASHION WEEK TOKYO以下、東コレ)」特集です。3月11日〜16日の6日間で、全43ブランドが参加しました。今季のハイライトの1つは、今まで以上にウィメンズブランドが、ジェンダーの固定観念を吹っ切ったことでした。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。