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H2O元会長の椙岡俊一氏が死去 阪急・阪神百貨店の統合を主導

 阪急阪神百貨店などを運営するエイチ・ツー・オー リテイリンング(H2O)は17日、元代表取締役会長の椙岡俊一(すぎおか・しゅんいち)氏が11月5日に誤嚥性肺炎で死去したと発表した。81歳だった。告別式は近親者で執り行った。故人の意志により、お別れの会などは行わない。

 椙岡氏は1964年に阪急百貨店(当時)に入社し、2000年に社長に就任した。その後、関西の流通再編の中心的役割を担っていく。

 07年には同業の阪神百貨店との経営統合を実行し、現在のH2Oを設立する。旗艦店である阪急うめだ本店の建て替えプロジェクト(12年11月全面開業)も指揮した。14年には総合スーパーのイズミヤとの経営統合を果たした。一方、08年から高島屋との経営統合にも動いたが、方向性の違いから10年に中止を余儀なくされた。15年6月にH2Oの相談役に退くまで、約15年にわたって阪急百貨店、阪急阪神百貨店、H2Oを率いて、百貨店事業を核にした総合流通グループへと発展させた。

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