ファッション

「無印良品」、新宿の2店をリニューアル わけあり品販売の“もったいない市”も常設

 「無印良品」を運営する良品計画は9月10日、東京・新宿エリアの近接する2店舗「MUJI 新宿」「無印良品 新宿」をリニューアルオープンする。リニューアルにあわせて、両店の役割を明確化。「MUJI 新宿」は環境や社会の課題に目を向けた商品やサービスなどを打ち出す旗艦店とし、「無印良品 新宿」は同社が“くらしの基本”と呼ぶ化粧品や収納用品、食品などをそろえる。

 「MUJI 新宿」は、靖国通り沿いの映画館、新宿ピカデリーのビルの地下1階〜地上2階の3フロア(売り場面積1042平方メートル)。リニューアルに合わせ、客から回収した「無印良品」の衣料品を藍や墨黒に染め直して再度販売する「ReMUJI」プロジェクトの最大の売り場を設ける。同プロジェクトは2010年にスタートしており、このタイミングで回収・染め直しの対象素材や色を拡大するとともに、従来は回収していなかったほつれや破れがある衣料品も、パッチワーク加工などで再販売につなげる。東京都内の店舗には、「ReMUJI」のための商品回収ボックスを設置する。

 「MUJI 新宿」では「無印良品」の化粧水パッケージやユニット棚のパーツ、古本なども回収。また、製造過程でわずかに傷などがついたものの、使用する際には問題がない、いわゆる“B品”を販売する「もったいない市」も店内に常設する。グループの家具ブランド「イデー(IDEE)」の商品も、同店では国内最大規模で扱う。

 もう一方の「無印良品 新宿」は新宿通り沿いで、伊勢丹新宿本店の横にある地下1階〜地上3階の4フロア(売り場面積992平方メートル)。「無印良品」が扱う全7500品目のうちで購入頻度の高い日用品や食品に品ぞろえを集中し、「“新宿通りのインフラ”を目指す」(発表資料より)。

 1階が食品売り場で、店舗入り口には軽食や飲み物、マスク、折り畳み傘などが買える24時間利用可能な自動販売機を設置。2、3階は化粧品やキッチン用品、収納用品、掃除用品などを集積。地下1階は靴下や肌着などの衣類をそろえる。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

盛り上がる”スピリチュアル消費“を分析 「心に寄り添ってほしい」ニーズに向き合う

「WWDJAPAN」10月25日号は、“スピリチュアル消費”特集です。ここ1〜2年、財布の開運プロモーションや星座と連動したコスメやジュエリーの打ち出しがますます目立つようになっています。それらに取り組むファッション&ビューティ企業と、その背景にある生活者の心理を取材しました。 スピリチュアルと聞くとやや怪しさがありますが、取材を通して見えてきたのは「心に寄り添ってほしい」という女性たちの普遍的な…

詳細/購入はこちら