ビューティ

資生堂がクリエイティブ部門を分社化 22年1月新会社設立

 資生堂は、広告宣伝や化粧品パッケージデザインなどを手がけるクリエイティブ部門を完全子会社化し、2022年1月1日付けで「資生堂クリエイティブ株式会社」を設立する。23年度までの中期経営戦略に掲げた「成長基盤の再構築」の一環で、クリエイティブ人材における独自の人事制度を導入し、外部クリエイターとの協働やグローバル人材の採用を強化する。新社長は未定、従業員数は非公表。
 
 クリエイティブ本部は、福原信三・初代社長が1916年に立ち上げた、ポスターやパッケージなどのデザイン及び宣伝広告の企画を担当する部門「意匠部」をルーツに持つ。意匠部には、日本画家の小村雪岱やグラフィックデザイナーの山名文夫らが在籍し、“資生堂スタイル”の確立に貢献した。新会社では、意匠部の創設当時から培ってきた「感性に基づくクリエイティブこそが企業価値を創り出す」という考え方をもとに、新たな未来の美をデザインするクリエイティブ集団への飛躍を目指す。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。