ファッション

ハースト婦人画報社の「婦人画報」「25ans」「美しいキモノ」に新編集長が就任

 ハースト婦人画報社が発行する「婦人画報」「25ans (ヴァンサンカン)」「美しいキモノ」の3誌に新編集長が就任した。今後は新体制のもと、サステナビリティやダイバーシティー、地方創生、文化継承など、時代に応じた新しいコンテンツを展開するメディアとして、データマーケティングやイベントなどさまざまなソリューションを活用しながら、読者のニーズに合わせたコンテンツを発信していくという。

 「婦人画報」の新編集長には、同誌の副編集長および「婦人画報 デジタル」編集長、「美しいキモノ」編集長を兼任していた西原史が就任。 今後は本誌、デジタルともに統括する。「婦人画報」を率いてきた富川匡子編集長は、コンテンツ マーケティング・エージェンシー「ハーストメイド(HEARST made)」のマネージャーに就任し、クライアント企業のクリエイティブ制作を担う。また、「25ans」の編集長を務めてきた長井由紀は「25ans」グループのファッションディレクターに就任し、後任には「25ans」編集長代理兼「リシェス(Richesse)」編集長代理を務めてきた阿部はるひが就いた。デジタルの編集長は、外岡佐知子が続投する。「美しいキモノ」の新編集長には、同誌のシニアエディターだった村山亜沙美が就任した。

 今回の人事再編にあたり、3誌が属するラグジュアリー メディア グループを統括する十河ひろ美編集局長は、「近年ラグジュアリー層の若年化が進み、またコロナ禍を機に豊かさや贅沢に対する価値観が大きく変わろうとしている。こうした状況を踏まえ、3メディアの人事をリフレッシュし、新時代のラグジュアリーに応えるコンテンツを提供していく。長い歴史のもとで養われた本質を追求する精神を継承しつつ、デジタルを駆使しながら、伝統と革新を継続するメディアを目指す」とコメントしている。

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