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「パルファム ジバンシイ」のニコラ・ドゥジェンヌが退任 数々の名品の生みの親

 「ジバンシイ(GIVENCHY)」のニコラ・ドゥジェンヌ(Nicolas Degennes)=メイクアップ アンド カラー アーティスティック ディレクターが6月30日付で退任する。ニコラは1999年から20年以上にわたり「ジバンシイ」のメイクアップ部門に携わり、唇のpHに反応して色づくリップや球体型のマスカラなど、数々の革新的でユニークな製品を生み出してきた。また4色のパウダーを1つにした“プリズム・リーブル”はブランドを代表するベストセラーとなったグローバルで人気の製品だ。独自のセンスでメイクアップとファッションの世界を融合し、リップスティックにはレザーを用いたり、限定品にはクチュールと同じ柄を取り入れたりした。

 ロマン・スピッツァー(Romain Spitzer)=パルファム ジバンシイ最高経営責任者は「20年におよぶ創意工夫に満ちたクリエイション、そして『ジバンシイ』のメイクアップラインの成功に果たした多大な貢献に謝意を表します。メゾンのチーム一同が私と思いを等しくし、彼のこれからの活躍に心からの熱いエールを贈ります」と語った。一方、ニコラは「『ジバンシイ』の斬新なメイクアップ製品を愛用して下さっているみなさまにもお礼を申し上げます。20年間という長きにわたって、信頼とともにサポートしてくれたLVMHグループにも心からの感謝の意を表します」とコメントした。

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