ファッション

追記:「キャス キッドソン」が日本再上陸、TBS子会社がライセンス権取得 8月上旬にECで販売開始

TBSホールディングスの子会社であるスタイリングライフ・ホールディングス(以下、SLH)は13日、英国のライフスタイルブランド「キャス キッドソン(CATH KIDSTON)」の日本市場における輸入販売権とライセンス権を取得したと発表した。8月上旬にオンラインで販売を開始し、順次プラザ内でポップアップなどを実施。来春までに都内に1号店の出店を計画する。

SLHでは、昨年秋にオープンしたプラザの新業態「プラザ ニューススタンド(PLAZA NEWSSTAND)」赤坂店でハリポッターとのコラボレーション商品を独占で販売したところ反響を呼んだという。担当者によると、「キャス キッドソン」は日本での認知度の高さに加え、年齢を問わないデザインはプラザとのシナジーがあるという。「撤退後なお、日本のお客さまからの支持が高く、今も個人輸入・並行輸入などで販売されていると聞く。これはブランド力の強さでもあり、これらを正規ルートで適正な価格でお客さまに届けたいと考えた」とコメント。今後、サブライセンシー各社とともに日本独自のアパレルや雑貨などの商品開発や展開に注力し、その一部をアジア各国へ拡大する予定だ。

「キャス キッドソン」は、2002年に日本に上陸。日本事業は、2010年までユナイテッドアローズが手掛け、11年からはサンエー・インターナショナルが引き継いだが、15年に撤退。以降は英キャス キッドソン本社が全額出資するキャスキッドソンジャパンが事業を継承していたが、20年4月に破産した。一方で、19年には伊藤忠商事が「キャス キッドソン」のコスメ・化粧品分野の日本市場における独占輸入販売権を取得。化粧品や日用品の専門商社である東京堂を通じて、バラエティーストアやドラッグストアなどで販売している。

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