ファッション

ZOZOと阪急が異色のコラボ、互いに送客し「ロエベ」販売

 阪急阪神百貨店とZOZOは、「ロエベ(LOEWE)」の共同販売キャンペーンを実施する。両社はお互いの売り場でイベントの告知を行うなど相互に送客する。ZOZOの伊藤正裕取締役COOは、「ロエベ・ジャパンと協議する中で、阪急阪神百貨店の森井規文取締役の紹介を受けた。消費者がシームレスにリアルとネットを行き来する中で、チャネル同士が連携する必要があるという点で一致した」と語り、「ロエベ」が2つの販売チャネルをつないだ形だ。ZOZOは今後、この取組を皮切りに有力な商業施設との協業を加速する。

 阪急うめだ本店とZOZO、「ロエベ」は10日から、それぞれの公式通販サイトで、「ロエベ」のカプセルコレクションである“パウラズイビザ(PAULA'S IBIZA)”のアイテムを先行販売する。また、阪急うめだ本店は21日から、9階の祝祭広場で「ロエベ」の催事を計画しており、そこでもコラボレーションした装飾を施すほか、店頭POPなどで「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」での販売告知を行ったり、「ゾゾタウン」の告知を見て来場した客にノベルティを配布する。

 ZOZOは4月の決算発表でもリアル店舗の売り場で使用するライブコマースアプリを、今年中にリリースすることを明かしており、今後もリアル店舗との連携施策を加速する考え。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“個”が主役の百貨店特集2024【WWDJAPAN BEAUTY付録:2023年度世界のビューティ企業TOP100】

7月22日号の「WWDJAPAN」は百貨店特集。 個人の価値観が多様化し、コロナを経てオンライン消費がますます浸透しました。百貨店という業態の存在意義すら問われる中、それでも人が集まる店の条件とは何か。決め手は、品ぞろえでも立地でもなく、情熱と個性を持った“人”の存在。百貨店が元々持っていた強みに光を当てたり、その枠を超えて新分野を開拓したりと、編集力やアイデアを駆使して売り場を面白くしようとする…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。