ファッション

ゾゾタウンに「ロエベ」が期間限定店 高級ブランド開拓の試金石

 ラグジュアリーブランドの「ロエベ(LOEWE)」は、ファッション通販サイト「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」に期間限定店をオープンする。5月29日から3カ月間、「パウラズ イビザ コレクション」の9000〜25万4000円の150型を販売する。「ゾゾタウン」を運営するZOZOはこの期間限定店でAIを駆使した予測モデルを活用したマーケティングを本格導入し、ブランドと「ゾゾタウン」の顧客をマッチングする。ZOZOの澤田宏太郎社長CEOは、テクノロジーを活用した高級ブランドの導入を掲げており、「ロエベ」の期間限定店はその試金石になる。

 「ゾゾタウン」はかつて高級ブランドやデザイナーズブランドを集積した「ゾゾヴィラ(ZOZOVILLA)」をオープンしていたものの、2014年11月にクローズしていた。

 スペイン発の高級ブランド「ロエベ」は、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)がクリエイティブ・ディレクターを務め、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「ディオール(DIOR)」「ティファニー(TIFFANY & CO.)」「ブルガリ(BVLGARI)」などを抱える世界最大のラグジュアリーコングロマリットであるLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)の傘下のブランド。

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