ファッション

「ルイ・ヴィトン」の歴史的コラボが集結する展覧会 川久保玲から「シュプリーム」まで

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、過去のコラボレーションを振り返る展覧会“ルイ・ヴィトン &”を3月19日〜5月16日に東京・原宿のジング(JING)で開催する。入場には事前予約が必要で、同ブランドの公式サイトで受け付けている。

 会場内は10の展示スペースで構成。あらゆる分野のアーティストやデザイナー、ブランドとの協業の経緯や作品が見られる。日本人アーティストの池田亮司によるインスタレーション“クリティカルポイント”のスペースの先には、ルーツであるトランクをはじめ、バッグやスカーフ、プレタポルテ、アート作品が並び、フロアごとに趣ががらりと変わる空間演出も特徴だ。

空間丸ごと川久保玲コラボ

 「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」の川久保玲デザイナーとコラボレーションした“バッグ ウィズ ホールズ(BAG WITH HOLES)”を展示するスペースは、空間全体を巨大な“バッグ ウィズ ホールズ”のように演出し、同展のために川久保デザイナーと制作した特別な作品を展示している。ほかにもアーティストの村上隆や草間彌生、デザイナーの山本寛斎やNIGO®ら日本人との協業作品を展示するスペースも設けている。

 さらに2008年のリチャード・プリンス(Richard Prince)とコラボレーションしたナースシリーズや、15-16年秋冬メンズ・コレクションのクリストファー・ネメス(CHRISTOPHER NEMETH)、17-18年秋冬メンズの「シュプリーム(SUPUREME)」とのタッグが一堂に会するスペースも迫力満点だ。1階最後の展示スペースに設置した巨大なデジタルスクリーン“デジタリー・イン・モーション”は、前に立つ人の動きに合わせてグラフィックが変化するユニークな仕掛けが盛り込まれている。一般来場者は入場できない2階には、家具やホームグッズを展示する。

限定品も並ぶギフト店

 1階には建築家の菅原大輔がデザインしたギフトショップを併設。鮮やかなカラーリングのポップな空間に、アクセサリーやギフト、フレグランス、旅をテーマにした書籍などが並ぶ。同展限定のカードケース(3万1000円)と、マスコット“ヴィヴィエンヌ”の友人となる新キャラクター“ペチュラ”のミニサイズ(11万5000円)を50個限定で販売する。

■LOUIS VUITTON &
開催期間:3月19日〜5月16日
営業時間:10:00〜20:00(最終入場は19:30)
住所:東京都渋谷区神宮前6–35-6 JING
定休日:無休
※入場には事前予約が必要

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