ファッション

「セシルマクビー」運営企業が「ビー ラディエンス」「ファビュラス アンジェラ」を譲渡

 グループ事業の再構築を進め、「セシルマクビー(CECIL McBEE)」の全店舗を昨年閉店したジャパンイマジネーションは、「ビー ラディエンス(BE RADIANCE)」「ファビュラス アンジェラ(FABULOUS ANGELA)」をC.R.E.A.M(以下、クリーム、横浜、石戸勝晃社長)に譲渡する。クリームはウィメンズのオケージョンドレスや入卒園などセレモニー対応のスーツを中心に企画・製造を手掛けており、楽天やゾゾタウン、自社ECモールで販売している。2ブランドについても「当社の強みであるECをメインに販売していく」(クリーム担当者)。

 クリームは「ドレスラボ(DRESSLAB)」のブランド名で楽天やゾゾタウンに出店。自社ECモール「アルマリア(ARMARIA)」も運営しているが、オケージョンやセレモニー対応以外のブランド展開を課題としていたことから、2ブランドの譲受に至った。5月末を目途に自社ECモール内で2ブランドの販売を開始予定で、その後楽天、ゾゾタウンなどへの出店、ブランド単独ECの立ち上げなどを進めていく考え。

 両社をつないだのは、オリーブ・デ・オリーブの渡辺兼久・元会長。渡辺氏はクリームのエグゼクティブ・アドバイザーに就任する予定。クリームは「ドレスラボ」のほか、「クリーム」「カジュアル9(CASUAL9)」などのブランド名で商品を展開している。今春からは、恵山のウィメンズブランド「ミーア(MIIA)」のライセンスで「ミーア プラス(MIIA+)」も販売開始する予定。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。