ファッション

2度目の緊急事態宣言下の全身8400円古着コーデと“ファッションにできること”

 1月11日は僕の40数回目の誕生日でした。とはいえ、緊急事態宣言下でパーティ等はお預け。3連休は寝正月の続きをしていました。とはいえ、(誰もくれないので……)せめて自分で自分にプレゼントを、と「ヤフオク!」やら「メルカリ」をうろうろして行き着いたのが、東京・杉並の和田堀公園内にある古着店「ガラパゴス」のECサイトでした。

 まず目に飛び込んできたのは「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」のナイロン製アノラック。なんと3800円。安い!ビビッドイエローがまた“いいじゃない”です。続いて気になったのが、「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」のコーデュロイパンツ。こちらは、さらにお買い得な2800円。エンブロイダリーのヒイラギも、季節を11カ月先取りと考えれば乙なはず。ちなみにアノラックがMで、パンツが32インチと僕にとっての“シンデレラサイズ”でした。

 ステイホーム中につき、オーナーの日景上(ひかげ・すすむ)さんにお願いして、特別に着用写真を送ってもらいました。うん、上下で合わせると90年代っぽくていい感じ。ちなみに日景オーナーが履いた「リーボック(REEBOK)」のスニーカーは1800円。つまり全身で8400円!!これぞ古着の醍醐味です。“小物が欲しい”という方には、「トリコ コム デ ギャルソン(TRICOT COMME DES GARCONS)」の市松柄トートバッグはいかがでしょうか?3800円です。

 日景オーナーの「“緊急事態宣言”の衝撃はそれなりで、客足にも影響しています」の言葉も気になり、できれば足を延ばして実際に見聞きしたかったのですが、今回は通販にしてもらいました。パンデミックの中、“ファッションにできること”をあらためて考えさせられた誕生日でした。

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