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コーセー、気候リスク経営を求めるTCFD開示への賛同を表明 「雪肌精」の容器回収プログラムもスタート

 コーセーはこのほど、企業の気候変動に対する情報開示、経営戦略などを検討する「気候関連財務情報開示タスクフォース(Task Force on Climate-related Financial Disclosures以下、TCFD)」の提言への賛同を表明するとともに、国内賛同企業による組織「TCFDコンソーシアム」に加入した。今後、TCFDの提言に基づいて気候変動が事業におよぼすリスクと機会についてステークホルダーへの積極的な情報開示を進め、グループ全体でCO2排出量削減にも積極的に取り組んでいく。

 同社は4月、中長期ビジョン「VISION2026」の中で、今年度から3つの基盤戦略の一つに「バリューチェーン全体にわたるサステナビリティ戦略の推進」を掲げ、グループ全体のサステナビリティへの取り組みと2030年までの目標をまとめた「コーセー サステナビリティ プラン」を発表した。環境・気候変動問題への対応について、欠かすことのできない重要な経営課題の一つとしていた。

 TCFDは主要国の中央銀行や金融監督当局、財務省などが参加する金融安定理事会(FSB)により、気候関連の情報開示および金融機関の対応を検討することを目的に15年12月に設立されタスクフォース。化粧品業界では資生堂や花王などが昨年、TCFDの提言へ賛同を表明した。気候変動が事業に与えるリスク・機会を把握し、経営戦略に織り込もうとする動きが広がっている。

 コーセーでは環境保全活動の一環として、11月1日から同社を代表するスキンケアブランド「雪肌精」を対象に、イオングループが展開する全国の「イオン」「イオンスタイル」33店舗でプラスチック空容器の回収プログラムを開始する。リサイクルにあたっては、テラサイクルジャパン合同会社が運営する回収プログラムを活用する。

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