ファッション

楽天・三木谷社長「びっくりするような高級ブランドが出店検討」 8月11日の決算会見で示唆

 楽天の20年4〜6月決算(国際会計基準)は、国内ECの流通総額(GMV)が前年同期比15.2%増の1兆300億円になった。コロナ禍による旅行激減で「楽天トラベル」などが不調だったが、主力の「楽天市場」を中心とするショッピング系のサイトの好調が全体を押し上げた。楽天の三木谷浩史会長兼社長は、報道とアナリストを対象にしたオンラインの決算会見で「『楽天市場』『楽天ファッション』『ラクマ』などのショッピング系サイトの流通額は、前年同期比で48.1%増と、強力な伸びを見せている。足元の8月でもこの勢いは衰えるどころか持続している。特にファッションは有力ブランドの出店が相次いでおり、僕もびっくりするような高級ブランドも出店を検討している」と語った。日本のファッションEC最大手の「ゾゾタウン」には「ロエベ(LOEWE)」「マルニ(MARNI)」などが出店しており、これまで日本のECモールへの出店には慎重だった、海外の高級ブランドの出店が加速しそうだ。

 国内ECの売上高は同14.0%増の1331億円、営業利益は同9.1%減の110億円だった。減益の要因は、千葉・習志野や神奈川など自社の物流・配送網物流への投資によるもの。「翌日配送などのきめ細かなサービスも、ショッピング分野の成長を後押ししている」という。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2022年版繊維商社特集 有力企業8社の「今とこれから」を写真と記事で読み解く

「WWDJAPAN」7月4日号は、10年以上に渡って続くロングラン企画の「2022年版 繊維商社特集」です。海外出張と重たいキャリーバック、トラブルシューティングなど体力と精神力が必要で、かつては男性が多かった商社ですが、今では女性も増えています。また、SDGsやサステナビリティなどの社会貢献や働く意義がより問われる中で、会社側の考え方や評価のKPIも徐々に変わりつつあります。

詳細/購入はこちら