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洗顔器「クラリソニック」がブランド終了

 ロレアル(L’OREAL)は傘下に持つ洗顔機器ブランド「クラリソニック(CLARISONIC)」を終了する。9月30日付で終了するとインスタグラムで発表した。すでに公式サイトでは製品の販売価格が50%オフになっている。

 「クラリソニック」は高価格帯の洗顔ブラシで人気となり、特に2010年代にミレニアル世代の女性に支持された。日本には06年に上陸し、17年に撤退した。ロレアルが11年に同ブランドをパシフィック バイオサイエンス ラボラトリーズ(PACIFIC BIOSCIENCE LABORATORIES)から買収した時点では、最も急成長しているブランドの一つで、10年の年商は1億ドル(約106億円、小売りベース)だった。主力の洗顔ブラシ以外にもメンズ用の洗顔デバイスやフット用ブラシ、メイクアップブラシなどカテゴリーを広げたもののその後人気は下がり、売り上げ目標を達成できずにいた。

 家庭用美容機器は今注目が高まっているが、洗顔ブラシというカテゴリーは想像以上にヒットしていないと多くの専門家は見ている。「ニューフェイス(NUFACE)」や「ジップ(ZIIP)」などの微弱電流を用いたツールは新型コロナウイルスでセルフケアする人が増える中で売り上げを伸ばしているが、これらは特例のようだ。

 なお、「クラリソニック」を創業したロブ・アクリッジ(Robb Akridge)医師は新たなブランドを立ち上げている。「オピュラス ビューティ ラボ(OPULUS BEAUTY LABS)」と名付け、カプセル型のスキンケアを調合するデバイスを販売しており、毎回“新鮮”なスキンケアを手に入れることができるようになっている。