ファッション

米「スチュアート ワイツマン」が再び日本撤退 新型コロナの影響で

 「コーチ(COACH)」や「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」を擁するタペストリー(TAPESTRY)は新型コロナウイルスの影響を受け、シューズブランド「スチュアート ワイツマン(STUART WEITZMAN)」の日本市場からの撤退を決めた。現在運営している伊勢丹新宿本店、銀座三越店、阪急うめだ本店の3店舗は8月で閉店する。
 
「スチュアート ワイツマン」の2020年1〜3月期(第3四半期)決算は、売上高が40.5%減の5070万ドル(約53億円)で、5億3070万ドル(約562億円)の営業損失を計上していた。店舗運営やマーケティングにおいて、アメリカと中国の立て直しを優先させる方針を固めた。

 「スチュアート ワイツマン」の日本撤退はこれで2度目。13年にGRIジャパンが日本代理店を務めて日本に上陸したが撤退。15年にコーチ(現タペストリー)の傘下に入り、18年に日本再上陸を果たしていた。オーバーザニーブーツとワンストラップサンダルが看板アイテムで、セレブリティーに人気が高いブランドとして知られている。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。