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タペストリー、24年度は増収減益 25年度の見通しが期待外れで株価下落

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コーチ(COACH)」と「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」を傘下に持つタペストリー(TAPESTRY)の2025年6月期決算は、売上高が前期比5.1%増の70億1070万ドル(約1兆305億円)と過去最高となったものの、営業利益は同63.6%減の4億1500万ドル(約610億円)、純利益は同77.5%減の1億8320万ドル(約269億円)と減益だった。

大幅な減益は、主に販管費の増加や、カプリ ホールディングス(CAPRI HOLDINGS以下、カプリ)の買収を中止したことに伴う負債の償還によるものだという。タペストリーは、23年8月にカプリを買収することに合意していたが、米連邦取引委員会(FTC)の介入により、24年11月に双方の合意の下で取引を中止した。

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