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「コーチ」親会社が2025年度に向けた成長戦略・財務目標を発表 3年で売上高1兆円超えを目指す

 「コーチ(COACH)」「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」「スチュアート・ワイツマン(STUART WEITZMAN)」などを傘下に持つタペストリー(TAPESTRY)は9日、投資家向けの説明会を開催し、2025年度に向けた成長戦略と財務目標を発表した。また、シューズブランド「スチュアート・ワイツマン」のグローバルアンバサダーにキム・カーダシアン(Kim Kardashian)を起用することも発表した。

 タペストリーは、25年度までに売上高を年平均6~7%ずつ伸ばし、22年6月期の66億8450万ドル(約9558億円)から80億ドル(約1兆1440億円)にまで引き上げることを目指すと発表。そのほかにも25年度までに累積30億ドル(約4290億円)を株主に還元することや、年間7億ドル(約1001億円)以上の自社株買いを財務目標として掲げている。

 同社によると、新型コロナウイルスによる中国市場の業績悪化は徐々に回復の兆しを見せているという。今後は最大のマーケットである北米と中国に注力しつつ、未開拓の東南アジアやヨーロッパ市場についても可能性を探り、グローバルな成長を目指す。

 複数のブランドを傘下に持つタペストリーだが、ブランド・ポートフォリオの拡充よりも既存ブランドについて「成長性を持ったプラットフォームの構築」に注力するという。

 タペストリーは、8月に22年6月通期決算を発表。売上高が前期比16.3%増の66億8450万ドル(約9558億円)、営業利益は同21.4%増の11億7580万ドル(約1681億円)、純利益は同2.6%増の8億5630万ドル(約1224億円)だった。

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