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20年「ANDAM」賞は過去の受賞者を支援 「マリーン・セル」と「Y/プロジェクト」が受賞

 フランス国立モード芸術開発協会が主催する「ANDAMファッション・アワード(ANDAM Fashion Award以下、ANDAM)」は、2020年度は新型コロナウイルスの感染拡大によって苦戦を強いられているファッション業界の状況をふまえ、「ファミリー ファンド アワード」という特別な賞を設けた。同賞には「マリーン・セル(MARINE SERRE)」と「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」が選ばれた。

 今年はこれまでの伝統的な選定基準を再考し、過去の受賞者またはファイナリストに焦点を当て、ほかにもフランスを拠点にビジネスを行っていることやパリでショーの発表をしていることを初めて条件にして候補を絞った。持続的支援と連帯感を打ち出す中、「ANDAM」のギヨーム・ホウゼ(Guillaume Houze)代表は「状況によるが、来年以降は海外からのエントリーも受けるだろう」と述べた。

 17年にクリエイティブ・ブランド賞を受賞したマリーン・セル=デザイナーは「私たちはみな困難な時期を過ごしている。この受賞は、ブランドが強く独立したものでいられるよう助けてくれる」とコメント。また同年にグランプリを受賞した「Y/プロジェクト」を手掛けるグレン・マーティンス(Glenn Martens)は、「『Y/プロジェクト』はよりよい未来を築くための変化の一部になりたい」と応じた。賞金は同ブランドのサステナブルライン“エバーグリーン(EVERGREEN)”などの発展に充てるという。

 「ファミリー ファンド アワード」のほかにも、ピエール・ベルジェ賞を、オートクチュールの技術を取り入れた「モッシ(MOSSI)」が、イノベーション賞をファッションブランドの生産過程の効率化に取り組む「テキン(TEKYN)」がそれぞれ受賞した。

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