ファッション

アシックスが全世界を対象に環境配慮型のシューズボックス導入 CO2排出量を年間約1200トン削減

 アシックス(ASICS)は4月15日、再生紙を利用した環境配慮型のシューズボックスを2020年夏から全世界を対象に導入していくことを発表した。対象は一部を除く「アシックス」ブランドで、今後は「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」「ホグロフス(HOGLOFS)」を含む同社の全てのシューズを対象に検討していく。

 今回導入するシューズボックスには100%再生紙を使用。インクは水性インクで、従来と比較して約半分の使用量に抑えた。これにより二酸化炭素(CO2)の排出量が年間で約1200トン削減できる見込みだ。

 同社は2030年に向けたCO2排出量削減目標として、サプライチェーンにおける製品あたりのCO2排出量を15年比55%削減を目指す。シューズボックスの切り替えのほか、30年までにシューズアッパーとウエアに使用するポリエステル材を100%再生ポリエステルに切り替えるなどの取り組みを行っていく。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。