米「WWD」の人気企画「ファッション通信簿」では、ストリートからパーティー、レッドカーペットまで、海外セレブたちのファッションを厳しくチェック。A+、A、A-、B+、B、B-、C+、C、C-、D+、D、D-、そしてFAIL(失格)の13段階評価で格付けし、それぞれのファッションポイントを勝手に辛口ジャッジ!
第50回はパリス・ヒルトン(Paris Hilton)、ジジ・ハディッド(Gigi Hadid)、カニエ・ウェスト(Kanye West)、ベラ・ハディッド(Bella Hadid)、キム・カーダシアン(Kim Kardashian)、ヘイリー・ビーバー(Hailey Bieber)、ニック・ジョナス(Nick Jonas)、リタ・オラ(Rita Ora)が登場。米「WWD」は大物ぞろいでも容赦がない。強烈な皮肉を交えたファッションチェックの評価はいかに?
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Paris Hilton
恐怖で先の見えない不安な時期にパリスがパリスであり続けるために選んだのは、みんなが大好きな90年代の夜遊びっぽいドレス。やっぱりパリピはいつもこうでなくちゃ。
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Gigi Hadid
予報によると天気は曇り、スマーフェット(漫画「スマーフ(The Smurfs)」に出てくる青い女の子の妖精)のようなにわか雨が降るらしい。ファッション・ウイークではいいかもしれないけど、普段の世界では“ひとりお天気お姉さん”という感じ。
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Kanye West
現代にも通用する70年代風のボックス型スエードジャケットに、ゴツめのサングラスと大ぶりのネックレス、そしてスエードのコンバットブーツを合わせたスタイルはとてもモダンな仕上がりだ。郊外のイケてるお父さんみたい。
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Bella Hadid
デミ・ムーア(Demi Moore)に頼まれてこんな格好をしたのだろうか?彼女の出演映画「素顔のままで(Striptease)」をほうふつとさせる装いだ。トップモデルが重役会議に参加する必要など、今のところはない。
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Kim Kardashian
ランウエイではデイタイムのラテックススタイルがトレンドだ。ここで覚えておくべきことが二つある。一つ目はひとりで着脱ができないこと、二つ目は大汗をかくということ。正直に言って、デイタイムであろうがなかろうがキャラメルにしか見えない。
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Hailey Bieber
とてもセクシーなドレスに着心地のよさそうなニットを合わせたスタイルは、無理していない感じで素敵だ。淡いグレーのブーツとバッグがワンカラーコーデに一役買っているだけでなく、頑張りすぎないという要素もプラスしている。
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Nick Jonas
パジャマスーツが自分のスタイルの代名詞でない限り、およそ良い評判は得られない。ニックの場合、パンツとスニーカーの組み合わせはいいけど、襟と肩の目立つブレザーとフリンジ付きのシルクのスカーフのせいでちぐはぐになってしまった。まるで70年代のポルノショーの興行主みたい。
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Rita Ora
白と黒のツートンカラーにこのブーツを合わせると、まるで映画「101匹わんちゃん」に登場する悪女、クルエラ・ド・ヴィル(Cruella de Vil)だ。自宅に101匹のダルメシアンがいなければすこしインパクトに欠ける。