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イタリア発ジュエラー「ポメラート」が自宅待機で増加するDV被害者を支援

 イタリア発ジュエラー「ポメラート(POMELLATO)」は3月31日、新型コロナウイルスの影響で自宅待機を余儀なくされて起こる家庭内暴力(以下、DV)の被害者を支援するキャンペーン「ユー・アー・ノット・アローン(#YOUARENOTALONE)」とクラウドファンディングを、姉妹ブランドの「ドド(DODO)」と協業でスタートさせた。このキャンペーンは「ポメラート」が2017年に女性のエンパワーメントを目的として始めた「ポメラート・フォー・ウィメン(#PomellatoForWomen)」の一環だ。同ブランドが10年前から支援しているイタリアの反暴力センターD.i.REの一部であるミラノの女性保護施設CADMIに10万ユーロ(約1190万円)を寄付し、同時に、両団体のためにクラウドファンディング(www.gofundme.com/pomellatoagainstdomesticviolence)を立ち上げた。 

 世界人口の約半分に影響を及ぼしている今般の隔離と都市封鎖措置により、DVの事例が急速に増加しており、その状況は“危機中の危機”といわれる。中国湖北省に拠点を置くNGOによると、今年2月には女性に対するDVの数が前年同月の2倍になっているという。イタリアは、国連がまとめた「国際ジェンダー・ギャップ指数(GLOBAL GENDER GAP INDEX)」で50位で、先進国でも最も懸念される国の一つだ。イタリア国内の女性のうち約19%が家庭内でパートナーから身体的・性的暴力を受けたことがあると報告されている。

 「ポメラート」を傘下に収めるケリング(KERING)によるケリング財団も、SNSでDV被害者が地域の専門機関にどのような支援を受けられるかという情報を公開するキャンペーンを行っている。