ファッション

「レディメイド」の細川雄太がカニエのツアーグッズ仕掛け人と新ブランド「セント マイケル」をスタート

 リメイクブランド「レディメイド(READYMADE)」の細川雄太デザイナーとアーティストのカリ・ソーンヒル・デウィット(Cali Thornhill DeWitt)がタッグを組み、新ブランド「セント マイケル(SAINT MICHAEL)」をスタートする。フランス・パリのショールームで1月に発表したのを皮切りに、2020-21年秋冬シーズンから国内外での本格展開をはじめる。

 ファーストコレクションは、フーディーとスエットプルオーバー、Tシャツの3型が中心。全てのアイテムを特殊ミシンによるフラットシーマで縫製し、綿糸の30番手という上質な糸を使用して滑らかな仕上がりと快適な着心地にこだわった。丸胴ボディや手作業による加工、ドラム式の大型タンブラーで乾燥仕上げを施すなど、ビンテージを忠実に再現している。色褪せしにくい特殊なプリント手法や染料を使う一方、着たり洗ったりすることで、生地の毛羽立ちやプリントのひび割れが生じる仕様だ。ほかにも「ディッキーズ(DICKIES)」や「ショット(SCHOTT)」とのコラボレーションアイテムもラインアップする。

 デウィットは1973年カナダ生まれ。LAを拠点にしながら、フォトグラファーやグラフィックデザイナー、ファッションデザイナーなどとして活動するほか、レコードレーベルも主宰する。カニエ・ウェスト(Kanye West)のツアーグッズを手掛け、近年では「レディメイド」や「ネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)」、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)らとコラボレーションしている。

DICKIES x ビジネスの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。