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東レ・繊維の4〜12月期の営業利益が20.5%減、暖冬・貿易摩擦・世界的な市況低迷の三重苦

 東レ・繊維部門の2019年4〜12月期決算は売上高が前年同期比10.4%減の6822億円、営業利益が同20.5%減の479億円だった。米中貿易摩擦に伴う中国経済の減速に加え、「暖冬による世界的な衣料景気の低迷が、10〜12月ごろから本格的にスタートする20〜21年秋冬物の発注にも暗い影を落とした」(東レ広報)という。20年3月期通期でも繊維事業は売上高を200億円減の8950億円に、営業利益も650億円から610億円に、昨年11月発表の見通しを修正した。

 繊維事業は日本と海外、いずれも不振で、東南アジアの売上高は同11.8%減、営業利益は同26.1%減、中国の売上高は同15.3%減、営業利益は同20.2%減と大幅な減益に沈んだ。いずれも理由は世界的な暖冬の影響だ。東レは「ユニクロ」を筆頭に糸やテキスタイルだけでなく、縫製品の納入も行っており、秋冬物の店頭販売の不振が直撃した。「日を追うごとに世界経済の減速感は高まっている」(同)という。

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