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ZOZO澤田新社長の脱・前澤流インスピ経営の針路 

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 昨年9月12日のヤフー(現Zホールディングス)への身売りと、創業者でカリスマ経営者だった前澤友作氏の電撃退社で、新社長兼CEOに就任した澤田宏太郎氏。9月12日の会見にも登場したものの、当日はほぼ前澤氏の独演会だった。就任以降、沈黙を守ってきた澤田新社長だが、ついにメディアの前に登場した。落ち着いた口調ながら、澤田新社長が語ったZOZOの新たな針路は、まさに“脱・前澤流インスピ経営”。ZOZOはどこへ向かうのか。(この記事はWWDジャパン2020年1月27日号からの抜粋です)

 「前澤さんとは連絡を取っていないし、しばらくは取るつもりもない。それは経営者としての覚悟です」

 澤田社長はインタビューの冒頭、静かだがはっきりとした口ぶりで語りだした。昨年9月12日の時点では前澤氏は約36%の持ち株の大半を手放すつもりだったものの、一般株主の応募が多く、ZホールディングスのTOB(株式の公開買付)終了後も前澤氏は引き続き17.87%を所有している。「大株主ではあるが、前澤さんはもう経営に関わる気はないはずだし、実際に全くノータッチ」という。社長兼CEOを引き継ぐという話は、わずか一週間前だった。「オーナーでありCEOでもあった立場から変わる中で、発表の直前に考えがまとまって、彼なりにインスピレーションが働いた結果だと思う」。

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