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田谷が経営体制を刷新 田谷会長兼社長は相談役に

田谷は7日、次期社長COOに取締役執行役員の中村正二氏が6月23日付で就任するトップ人事を発表した。取締役顧問の保科匡邦氏は代表権のある会長CEOに就く。田谷和正代表取締役会長兼社長は、代表権のない相談役に退き、経営に助言する。

中村氏は、1970年5月10日生まれの55歳。95年6月に田谷に入社し、九州支社長や営業本部長などを経て、2022年に取締役執行役員営業本部長、26年4月からは営業・教育・人事部門を管掌している。

保科氏は、1958年1月22日生まれの68歳。81年4月に田谷に入社した生え抜きで、営業本部長や九州支社長を歴任した。2013年に副社長執行役員人事部長、16年6月に社長(COO)、22年6月に取締役顧問に就いた。

田谷代表取締役会長兼社長は、創業者の故・田谷哲哉氏の長男で、03年に社長、16年に代表取締役会長CEOに就任。25年8月7日に中村隆昌社長COOが健康上の理由で退任したことに伴い、田谷会長CEO(当時)が9年ぶりに社長に復帰し、兼務してきた。

田谷は24年10月に創業60周年を迎え、「デジタルと人の融合」を軸に中期計画を推進している。25年3月期の売上高は前期比6.8%減の54億円だったが、営業利益は300万円の黒字(前期は2300万円の赤字)、経常利益は400万円の黒字(前期は2800万円の赤字)となり、6期ぶりに営業・経常利益が黒字化した。新規出店2店、改装7店、ブランド転換2店、閉鎖6店を実施し、期末の店舗数は63店となった。業績は足元でも堅調に推移しており、収益体質の改善が進んでいる。

今後は新体制の下、ガバナンス強化と経営改善を進める。「失客防止と増客」を掲げ、事業基盤の強化と新規分野への展開を図り、持続的成長と企業価値向上を目指す。

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